スリングショットのアクセサリー
 おぷてぃっくさいと?


 さて、このHPを立ち上げてからそこそこの時間が過ぎました。
 相変わらずスリングショットのユーザーは増えるでも減るでもなく、まったりとしておりますが
 この度の震災で自分はまったりできなくなってしまいました。

 しかしスリングショットは
 しっかり放射能浴びながらやるという!

 ともあれですね、なんと
 ファルコンでおなじみのSaunders Archeryから
 この度、おそらく初めての試みとなる
 スリングショットのアクセサリーパーツが販売し、我が国でもボディーガードさんにて発売しております。

 これは試さねばと早速購入し
 本日届きましたのでさっそくレビューをば書きたいと思います。


 Pipper Fiber Optic Clip Sight
 

 上記の画像が、そのアクセサリーもとい
 Pipper Fiber Optic Clip Sightです。
 邦訳すると「ファイバーグラス光学サイト」といった所でしょうか
 おおおおお、なんかスゴそう
 お値段は3600円……相場にもよりけりですが、スリングショット本体より高いです!

 なにやら発光しているようですが…それと水平器がついていますね
 一体これがどう撃つのに影響するのか。





 で、さっそくスリングショットに取り付けようと思った矢先……

 アクシデントが発生!

 ファルコンでチューブゴム使ってる方なら、このトラブルがわかると思うのですが……

 ボディーガードさんより画像を拝借
 新型ファルコンはこのように樹脂製のパーツでゴムを留めているのですが
 ゴムの種類により、この留め具の向きが変わるんです。
 そして、今回話題にしているこのオプティックサイトは
 フラットバンド用です。

 私が愛用しているチューブゴムでは使えませんので注意を。
 幸い、今回は一緒に黒フラットバンドを注文していたのでなんとかなりそうです……



 で、早速装着し、何発か撃ってみました。
 
 ……なるほど。
 このオプティックサイトというのは、光ファイバーによる光点をアームの先端に発生させ
 その材質自体にクリアーパーツを使用することにより
 今まであってないものとされた
 照準をスリングショットに備えさせるためにパーツ、のようです。 


※具体的な例※

従来のパーツで的を狙った場合





オプティックサイトで的を狙った場合


 新型ファルコン2はゴムの交換が容易になったのですが
 その分アームの先端の樹脂止め具が大きくなり、目標が視認しづらいという欠点がありました。
 このオプティックサイトはクリアパーツによって視界を改善し、光ファイバーによる光点で照準を発生させるという旨のもののようです。


 【総評】
 さて、本日一日使った時点での感想を書いてみます。

 ・集弾率は上がった
  命中率というのは、まず目標の物体に当てる技術と、次の射撃で、命中しなかった場合はその修正を
  命中した場合は次の弾をいかに同じ環境、同じ状態で撃つかという事です。
  この同じ状況〜を作る上で、照準という「狙う基準」があるのは大変有意義であります。
  ただ、今日使ってみて思ったのは照準に過失しすぎたため
  集弾性が上がったが命中率はいつも通りであった、という点ですか。
  これは今後の練習で改善が見られるかと。

 ・水平器の使い方がわからない
  上部にちょこんと鎮座する水平器
  いや、水平器自体の使い方はわかるものの
  それを射撃にどう生かすかはわからぬままでした。
  最初は水平の状態を維持したものの、ちょっと考えればわかる話なんですが
  スリング本体が水平であっても、パッチを引いた手がそれに準じるかはまったく別の問題という事で……
  もう暫く調査してみます。

 ・値段が不相応に高い
  スリングショット本体より高いわけですが
  「三センチ四方のプラスチックの塊に、光ファイバーのワイヤーと水平器つけただけ」
  で3600円の価値があるかと言われると…… その価値観は人それぞれでしょうね、間違いなく効果はありますし。
  あと、上の水平器は接着剤で固定してあるので、モノによっては自分でアロンアルファ補強が必要かもしれません。
  (私がそうだった)
  
 ・チューブゴムでは使いづらい
  私のようなチューブゴム派は改造や工夫がないと、使えないです。

 といった所でしょうか。

 ほかにもオプティックサイトについて興味のある方、いらっしゃいましたら
 掲示板なりご連絡いただければ、できる限り疑問にはお答えさせていただきますよ〜
 


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