スリングショットの競技
  最初に言えることは、国内ではやってません


 何度か触れましたが、国内で競技大会等はやっておりません。
 今後もあるかどうかは不明です。


 仮にあるとすれば、ルールはどうなるのでしょうか?
 考えた事、ありますか?
 
 一つは、外国のルールをそのまま国内で適用する。
 一つは、日本の競技団体が独自のルールを作る。

 おおざっぱにこの二択ですが、両方とも何かと問題があります。



 @外国のルールをそのまま適用する場合 
 海を越えた向こうのハナシです。
 そのまま適用すりゃ、おそらく国内での競技に都合の悪い点がチラホラ出てくるでしょう。
 次に、これが重要でもあるんですが……
 どうやら、アメリカでも明確に競技団体的なものは存在しておらず
 マイナーな趣味の狩猟具という風に見られているようです……つまり、スポーツとは見られておりません。
 世界スリングショット連盟とか、ワールド・スリングショット・クラブとか
 そういった世界規模の組織も無いので…向こうのルールに合わせてもいいけど、合わせなくても今の時点ではあまり問題はない……といった感じですか。


 A国内で独自のルールを作る場合
 まず、それを管理する競技団体がありません。
 次に、今の所まったくそんな気配は無いですが
 遠く海の向こうで「スリングショット競技の統一ルール作りました^^」とかやられた日には
 置いてきぼり確定です。





 現状では
 勝手にルール作って勝手に守って、個人か身内で楽しんでください
 としか言えない……という事です。




 …すでにこのコーナーの目的を見失った感が拭えませんが、参考までに以下のような事をしてみました。


 【アーチェリー・弓道・ライフル それぞれのルール】 

 ……共通点が「的狙って撃つ」ぐらいしか無いのですが、こうやって考えてみると自分、各々のルールをよく知らないんですよね。
 何かの参考になればと調べてみました。



 @アーチェリー
 自分、オリンピック競技にもなってるんで一つの統一ルールの下に……だと思ったんですが
 意外と多種多用な競技体系があるようです。

 まずは距離ですが
 30m・50m・70m・90mとスリングのソレよりも遠距離の的に対してのようです。
 フィールドアーチェリー、インドアアーチェリー、スキーアーチェリー、フライト、クラフトなどなど……
 いろいろあってややこしいのですが、まず代表的な"ターゲットアーチェリー"を取り上げてみたいと思っております。
 
 インドアやハーフラウンドなど様々ですが、とりあえず距離や室内か室外かの違い程度で
 やる事……すなわち、的を狙う事に違いはありません。
 得点制で、的は中心から離れれば離れるほど得点が低くなり、外したら0点。
 的の直径は競技体系によりまちまちのようです。
 競技によって、撃つ本数も72本、36本と変わるようですね。

 ターゲットアーチェリーは、的スポーツのごく基本的な要素でできていますね。
 わざわざ説明する必要があったのかどうかってぐらいです。

 次は"フライト"という種目ですが…
 単に、どこまで遠くに飛ばせるかな〜……といったものです。
 おお、これはスリングでやっても楽しいかも……ですが……矢と違い、弾は発見が困難な上に大掛かりな計測、人手、場所(現在のスリング界隈で足りていないものほぼ全て)が必要ですので後援団体の存在ナシで語るのは難しいかもです……
 
 そして次に"クラフト"という種目に目をつけました。
 コレは変わっていて、地面に描いた的に弧を描く矢を放ち…という競技です。
 これも面白そうですが……スリングの弾は転がるし、何より、スリングショットにおいては矢と違い
 落下地点を予測して撃つ……という行為に意味があまり無いんですがね……

 
 
 
 A弓道
 わが国伝統のスポーツ。
 競技は主に2種類あるようで
  ・近的競技
  ・遠的競技

 だそうです

  ・近的競技
 28mの距離から、直径36cmの的を狙う競技スタイルで
 これは得点ではなく「的に当たったか否か」で判断する的中制のようです。

  ・遠的競技
 60mの距離から、直径100cmあるいは79cmの的を狙うスタイル
 こちらはアーチェリー同様の得点制だそうです。

 なるほど、スリングにしても得点制にするか、 的中制にするか…考えても面白いかもしれませんね。
 


 Bライフル
 挙げておいてなんですが、これも大分多岐にわたるルールがあるようで……
 このページだけじゃおさまりきらないし、ここスリングのHPなんで、概略だけでご勘弁を!
 
  ・三姿勢
 伏射・立射・膝射とそれぞれの状態で40発撃ち……という得点制のものです。
 まだ姿勢すら確立されていないスリングにとっては遠い未来のハナシです。

 ・伏射60発
 伏射で60発、得点制です。

 ・立射60発
 立射で60発、これも得点制です。

 今まで紹介したものと違うのは、姿勢で別々な競技になる所ですかね。
 スリングショットを伏射…うわ、やりにくそう。


 …とまあ、こんなカンジです。
 何かしら得られる所が、と思ってやってみたんですが
 正直、あんまりありませんでした……

 強いて挙げるなら
 ・得点制か、的中制か
 ・何発撃つのか
 ・距離は何mか
 の三つですかね…これ、べつに他の射撃競技との比較とかしなくてもよかったんじゃ……


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